opt.鍼灸整体院では、季節に合わせた健康情報を、東洋医学と西洋医学の両面から毎月お届けしていきます。
日々の暮らしの中で、自分のからだとやさしく向き合うヒントとしてお役立てください。
今回は「1月の養生」をテーマに、冬に大切にしたいセルフケアをご紹介します。


静かに根っこを温める、
1月の養生(東洋医学の視点から)


1月は、1年の中で最も「静」のエネルギーが深まる季節です。
東洋医学では、この時期を 万物が地中深くへ潜り、生命の火種を大切に守り抜く季節 と考えます。
外は厳しい寒さでも、私たちの内側では春に向けたエネルギーの“種”が、静かに出番を待っています。
新しい年の始まりに「何かを変えなければ」と焦ってしまいがちですが、体という小宇宙はまだ冬眠のさなか。
今は 高く飛ぶための助走期間 です。
1月の養生で何より大切なのは、
「無理に動かさないこと」
そして 「内側を冷やさないこと」 です。
1月に大切にしたい臓
「腎(じん)」とは?
東洋医学で1月に最もいたわりたいのが 「腎」。
腎は、生まれ持ったエネルギーを蓄える
“命の貯蔵庫”のような存在です。
この腎が冷えると、
- 足腰の冷え
- 疲れやすさ
- やる気が出ない
- 眠りが浅い
といった不調につながりやすくなります。
腎を温めることは、
枯れない泉を守ることと同じくらい大切な養生 なのです。
次は、自宅でもできるおすすめなセルフケアについてお伝えしていきます。
おすすめセルフケア
①|足首を温める


1月の冷えは、足元から忍び寄ります。
特に足首には「腎」につながる経絡が集中しています。
- 家の中でも足首は冷やさない
- 寝るときはレッグウォーマーを使う
- ふわふわ素材でやさしく包む
たったこれだけでも、全身の生命力はぐっと底上げされます。
おすすめセルフケア
②|足首のツボを刺激する


太谿(たいけい) は
「生命の火を灯すスイッチ」のようなツボ。
- 場所:
内くるぶしのすぐ後ろ、アキレス腱とのくぼみ - 意味:腎のエネルギーが最も力強く流れる場所
- ケア方法:
押すよりも「温める」のがおすすめ
・小さなカイロを靴下の上から当てる
・お風呂やシャワーでじっくり温める
足の冷えだけでなく、
冬特有の腰の重さやだるさ にも効果的です。
おすすめセルフケア
③|夜の足湯


夜、眠る前に 足湯 をしてみてください。
- 少し熱めのお湯を張る
- 塩をひとつまみ入れる
- 10分ほど足を浸す
頭に溜まっていた余計な考えや情報
(思考のノイズ)が足元へと降りていき、
自然と深い眠りへ導かれます。
最後に|春に向けて、静かに整える
1月の冷たい空気の中で、
あなたの内側だけは、
春を待つ温かい暖炉の前にある。
そんなイメージで、どうかご自身を
うんと甘やかしてあげてください。
この静かな蓄えが、
やがて来る春の光を、
いちばん美しく受け取る力になります。
opt.鍼灸整体院 川添
川添が執筆した記事
このブログは、日々たくさんの方の体に触れながら、「もっと日常の中で、自分をいたわるヒントを届けたい」
そんな想いを持つ、opt.鍼灸整体院のスタッフが書いています。



