opt.鍼灸整体院では、季節に合わせた健康情報を、東洋医学と西洋医学の両面から毎月お届けしていきます。 日々の揺らぎを無理に整えようとせず、やさしく受け止めるヒントとして、ぜひお役立てください。
今回は「9月の養生」をテーマに、空気が乾燥し始める秋の入り口に起こりやすい、喉や肌の乾燥・心の揺らぎを整えるセルフケアをご紹介します。
乾いた世界の中で、自分自身の内側を瑞々しく保ち、軽やかで安定した心と体で過ごすためのヒントをお届けします。
LINEのお友達追加で
『自律神経改善ガイドブック』を無料プレゼント!
乾きゆく風と「白」の守護、9月の養生(東洋医学の視点から)


9月、空が高くなり、風の中に乾燥が混じり始めます。 秋の気配とともに現れるのが「燥(そう)」の気。これは東洋医学でいう「肺(はい)」が最も嫌う刺激です。
喉がいがらっぽくなったり、肌にカサつきを感じたりするのは、夏の疲れを引きずった体から潤いが失われつつあるサイン。この時期のテーマは「潤い」です。
梨、豆腐、白ごま、蓮根などの「白い食材」は、粘膜をそっとコーティングし、内側から潤いを補給してくれます。



「秋は『肺』の季節です。肺は乾燥にとても弱く、喉や肌の不調として表れやすくなります。旬の白い食材を美味しく取り入れながら、体の内側に優しく潤いを満たしてあげましょう。」
9月の体の特徴
「肺」は悲しみや切なさと結びつきやすい場所でもあります。秋の夜長にふと寂しさを感じたら、それは季節のせいです。
温かいハーブティーを飲みながら、深く、ゆっくりと呼吸を繰り返してみてください。 吸い込む空気が体を清め、吐き出す息が不要な感情を押し流してくれます。
乾いた世界の中で、自分自身の内側を瑞々しく保つ。そんな丁寧なお手入れが、あなたの品格をより一層輝かせる1ヶ月になります。



「秋の深まりとともに気持ちが少し沈んだり寂しくなったりするのは、自然なバイオリズムのひとつです。そんな時こそ『深い呼吸』を意識して、心の中に溜まったモヤモヤを息とともに吐き出してあげてくださいね。」
おすすめのセルフケア ①|
「白い食材」で内側から潤す薬膳ケア
秋の乾燥から身を守るため、食事から潤いをチャージしていきましょう。
- おすすめ食材: 梨、レンコン、豆腐、白ごま、百合根、松の実、山芋
- 取り入れ方: 梨はそのまま食べるだけでなく、少し寒さを感じる日はコンポート(煮梨)にすると胃腸に優しく肺を潤せます。レンコンや山芋のネバネバ・シャキシャキ成分は粘膜の保護に最適です。
おすすめのセルフケア ②|
「肺」を補うツボを刺激する
肘の内側にある「肺」を慈しむツボです。心の落ち着きを取り戻し、呼吸を深めたいときにお使いください。


尺沢(しゃくたく)
- 場所: 肘の内側のシワ上にあり、バンザイした時に浮き出る太い筋の親指側にある凹み。
- 効果: 肺を潤し、喉の乾燥や咳を鎮めます。
- ケア方法
親指で心地よい強さで3〜5秒押すのを数回繰り返すか、お灸でじんわり温めるのが効果的です。
9月の「心のお守りフレーズ」&アロマ


秋の風を感じながら、呼吸を整えるときに唱えてほしい言葉です。
「深い呼吸で内側に潤いを。」
- おすすめのアロマ(精油): ユーカリ、フランキンセンス、サンダルウッドなど
心を落ち着かせ呼吸を深める香りをディフューザーや、お湯を入れたマグカップに1滴落として芳香浴をお楽しみください。
9月の過ごし方のヒント
季節の変わり目の9月、皮膚や粘膜の潤いを保つことが身体と心の安定につながります。
- 食卓に「白い食材(梨・レンコン・豆腐・白ごま)」を意識して取り入れる
- 温かいハーブティーなどを飲みながら、意識的に「深呼吸」をする時間を作る
- 喉や肌の乾燥を感じたら、早めに保湿や温かい水分補給を行う
- 心が揺らぎやすい夜は、心を落ち着かせるアロマの香りでリラックスする
乾いた秋の風に負けず、自分の内側を丁寧に潤しながら過ごしていきましょう。
川添が執筆した記事
このブログは、日々たくさんの方の体に触れながら、「もっと日常の中で、自分をいたわるヒントを届けたい」
そんな想いを持つ、opt.鍼灸整体院のスタッフが書いています。






